製作のポイントとしては
ポイントといっても、真空管が入手出来なければ追試出来ないのですが、今回採用した7716は
あまり出回ってないようです。しかしテレビの発振映像増幅の複合管は、6AW8を始めとして様々
な球が出ていたので、これらを上手く料理すればミニワッターに活用出来ると思います。本章で三結
特性図の導き方をくどくどと説明したのも、類似球の活用を考えていたからで、これらの埋もれた球
を生かす事が出来たら、それこそが真空管アンプビルダーの本領発揮ではないかと思います。
本来ならカーブトレーサー等で三結特性を測定出来れば完璧なのですが、生憎と私も周囲の友人知
人も持っていないので、そこは上記のような創意工夫で乗り切りたいところです。
その他の製作のポイントは前章の記述を参考にして下さい。
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